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プリンセスさまのヒミツ

第6章 2人の想い

意外にも乃愛が驚いて…そして悲しそうな顔をしたからオレは言おうか一瞬戸惑ったがやっぱり言うことにした。

「オレもうあきらめるわ。」

「ちがう!!」

「!」

は?いきなり全否定?

「私…私は大輔のことが好きなの。」

「は?」

好きって…えぇーーーーー!?

そして乃愛はオレと出会ったときから今までの気持ちの変化をオレに伝えてくれた。正直言うとすげぇ嬉しい。そしてオレは諦めるといったことをすっかり忘れていて、乃愛にこう言っていた。

「オレと…付き合ってください。」

「こちらこそ…よろしくお願いします。」

きっとオレは過去一番の幸せな時間を過ごしたと思う。

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