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プリンセスさまのヒミツ

第6章 2人の想い

オレがレポートをまとめている間乃愛は相変わらずぼーっとしててオレが話しかけても気づかないくらい。

「おい乃愛!!聞いてる?」

「え?あ、ごめん。」

ダメだ。これはさっさと終わらして話そう。

そっからオレはさっさとまとめて書記係の乃愛にまかせた。まとめが終わったオレはプリントに文字を書き込んでいる乃愛をじっと見ていた。そして前にもこんなことがあったからか意外にもはやく終わった。

そろそろ…いいか。そう思ったオレは休憩している乃愛に話を持ちかけた。

「なぁ、乃愛。」

「?」

「返事のことなんだけどさ…やっぱりいいわ。」

「え…?」

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