teardrop
第7章 7滴
透花はいくつか面接を受け、街中にある喫茶店でのバイトが決まる。
透花はカウンター内でドリンクや簡単なデザート等を作る調理補助の仕事を選んだ。
一生懸命に仕事を覚えていく。
仕事は忙しい時間帯はあるものの、それを過ぎればほとんど暇だった。
ウエイトレス達は仲が良さそうで、いつも暇になると楽しげに話をしている。
ある日のバイト中。
透花は一人黙々と洗い物をして、食器を片付けていた。
すると手を滑らせてグラスを落とし、店内に食器が割れた音が響く。
ウエイトレス達はビックリしていた。
透花は慌てて割れたグラスの欠片を拾い集めようとするが、破片の一つが指に刺さる。
「痛っ!」と小さく声を漏らした後、指先に血が滲んでいく。
「もぉ、ビックリしたよぉ…大丈夫?」
ウエイトレスの一人が透花に声をかけながらカウンターを覗きこんだ。
「あっ、怪我してんじゃん」
そのウエイトレスの女の子は透花をカウンターから連れ出すと、客のいない店内の椅子に座らせて救急箱を持ってくる。
救急箱から絆創膏や消毒液を出しながら「怪我、見せて」と透花に言った。
「大した事ないし、自分でやります」
透花はそう言ったが、女の子は「ダメだよ!傷口に硝子の破片が残ってたら後から大変なんだからね」と言いながら、傷の手当てを始めた。
透花はカウンター内でドリンクや簡単なデザート等を作る調理補助の仕事を選んだ。
一生懸命に仕事を覚えていく。
仕事は忙しい時間帯はあるものの、それを過ぎればほとんど暇だった。
ウエイトレス達は仲が良さそうで、いつも暇になると楽しげに話をしている。
ある日のバイト中。
透花は一人黙々と洗い物をして、食器を片付けていた。
すると手を滑らせてグラスを落とし、店内に食器が割れた音が響く。
ウエイトレス達はビックリしていた。
透花は慌てて割れたグラスの欠片を拾い集めようとするが、破片の一つが指に刺さる。
「痛っ!」と小さく声を漏らした後、指先に血が滲んでいく。
「もぉ、ビックリしたよぉ…大丈夫?」
ウエイトレスの一人が透花に声をかけながらカウンターを覗きこんだ。
「あっ、怪我してんじゃん」
そのウエイトレスの女の子は透花をカウンターから連れ出すと、客のいない店内の椅子に座らせて救急箱を持ってくる。
救急箱から絆創膏や消毒液を出しながら「怪我、見せて」と透花に言った。
「大した事ないし、自分でやります」
透花はそう言ったが、女の子は「ダメだよ!傷口に硝子の破片が残ってたら後から大変なんだからね」と言いながら、傷の手当てを始めた。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える