テキストサイズ

捨て犬

第14章 食べたい?

「エミ、風呂入るか?」


「あっ」


「大丈夫
さっき俺、お湯ためといたから」


「ごめんなさい・・」


「いーよ
疲れたんだろ?
ゆっくり入ってこいよ」



「ん・・・でも

もうちょっと
このまま・・・」




え、何・・これ


なんて言えばいいの?

この胸の奥が
うわ~~~って
なる感じ


エミを
握りつぶしたいほど
愛おしい

この感じ・・・



「一緒に・・いたいのか?」



「うん・・」


思わず
俺はエミに唇を寄せた


ちゅく・・


俺・・死んでもいい



「じゃあ一緒に入るか?・・風呂」


「・・ん、うん・・」


だめだ

キス
やめらんねぇ


「・・ん・・じゃあ
身体洗ってやるよ」


「・ん・・・っ・・」




ストーリーメニュー

TOPTOPへ