捨て犬
第17章 もっと・・近くに
風呂から出て
飯を食う
エミのケガは左手
だから飯は
自分で食べられるんだろうけど
俺は面白がって
エミに飯を食べさせてやった
エミは
そんな俺を
不思議がることもなく
穏やかな顔で
俺が箸で運ぶものを
美味しそうに食う
「うまいか?」
「うん」
今日は
とことん
甘えるつもりなのかもしれない
いや
そうしようって
考えてる訳じゃないんだろうな
ただ
そうすることが
心地いいんだと思う
今日の飯は
コンビニの弁当
食べ終わったら
すぐゴミ箱に捨てれば
片付けしなくてもすむから。
エミは
食器を洗えない
ってことは
俺がすぐに
食器洗わなきゃいけねーからさ
弁当の方が楽なんだ
弁当が空っぽになると
俺はそれを
ゴミ箱に捨て
エミを抱きしめながら
いつもの儀式をした
ふぅ〜〜〜…
煙草が
妙にうまく感じた
ここしばらく
ちょっと悩んでりしたからかな…
煙草
まずかったんだ
久しぶりに
今日のはマジうめぇな…
飯を食う
エミのケガは左手
だから飯は
自分で食べられるんだろうけど
俺は面白がって
エミに飯を食べさせてやった
エミは
そんな俺を
不思議がることもなく
穏やかな顔で
俺が箸で運ぶものを
美味しそうに食う
「うまいか?」
「うん」
今日は
とことん
甘えるつもりなのかもしれない
いや
そうしようって
考えてる訳じゃないんだろうな
ただ
そうすることが
心地いいんだと思う
今日の飯は
コンビニの弁当
食べ終わったら
すぐゴミ箱に捨てれば
片付けしなくてもすむから。
エミは
食器を洗えない
ってことは
俺がすぐに
食器洗わなきゃいけねーからさ
弁当の方が楽なんだ
弁当が空っぽになると
俺はそれを
ゴミ箱に捨て
エミを抱きしめながら
いつもの儀式をした
ふぅ〜〜〜…
煙草が
妙にうまく感じた
ここしばらく
ちょっと悩んでりしたからかな…
煙草
まずかったんだ
久しぶりに
今日のはマジうめぇな…