捨て犬
第20章 涙出てきちゃいました
シーツを
洗濯したのをきっかけに
なんとなく
2人で部屋の掃除をはじめた
エミは綺麗好きだから
いつも部屋は
きちんとしてるんだけど
俺の私物は
勝手に片づけられないようで
部屋の隅の方で
山積みになっていた
「さ、やるか」
俺はごみ袋片手に
必要なものと
不必要なものの分別をはじめ
エミにも
手伝ってもらった
その作業も
そろそろ終わりって頃
山積みだった荷物の
下の方から
段ボールが出てきた
「あっ・・・・」
ダンボールを見つけて
二人で顔を見合わせたあと
エミは視線をそらし
俺は苦笑いをした
エミが
この部屋に来た時
俺がネットで購入した
大人の玩具だったからだ(笑)
「クスッ、懐かしいな」
「・・・・」
こんなの見ても
全く動じなかったエミが
今は
俺の隣で
恥ずかしそうにしていた
洗濯したのをきっかけに
なんとなく
2人で部屋の掃除をはじめた
エミは綺麗好きだから
いつも部屋は
きちんとしてるんだけど
俺の私物は
勝手に片づけられないようで
部屋の隅の方で
山積みになっていた
「さ、やるか」
俺はごみ袋片手に
必要なものと
不必要なものの分別をはじめ
エミにも
手伝ってもらった
その作業も
そろそろ終わりって頃
山積みだった荷物の
下の方から
段ボールが出てきた
「あっ・・・・」
ダンボールを見つけて
二人で顔を見合わせたあと
エミは視線をそらし
俺は苦笑いをした
エミが
この部屋に来た時
俺がネットで購入した
大人の玩具だったからだ(笑)
「クスッ、懐かしいな」
「・・・・」
こんなの見ても
全く動じなかったエミが
今は
俺の隣で
恥ずかしそうにしていた