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捨て犬

第20章 涙出てきちゃいました

段ボールを開けると
ローションと
ローターとバイブが入っていた

「そーいえば
これ、使ってないよな?」

ローションとローターは
使ったけど
バイブは使ってなくて
まだ、包装されたままだった


エミは
小さくうなずいて
恥ずかしそうにしてるのが
面白い


「これさ、やってみる?」

「え・・」

「俺さ、前でも後ろでも
どっちでもいいよ。
そんで、俺が入れてない方に
コレ入れてみる?」


あ~エミ、困った顔してる
困ってるってゆーか
悩んでるってゆーか…(笑)

その時、ふと
窓の外で風になびくシーツが
目に入って
俺はクスッっと笑ってしまった

昨日
めちゃくちゃ
やったばっかりなのに
何言ってんだ、俺(笑)

「カズマが・・・
したいなら・・」

可愛いなぁ
俺がしたいって言ったら
なんでもやろうとするんだよ
エミは。

それなのに
からかってごめんな?

ま、そんなことくらい
俺以外のヤツと
やっちゃってるんだろうけどさ
本気じゃねーよ?

俺は
エミの頭を
いいこ、いいこして
歯を見せて笑った

「ま、たまにはしよ~な?
マンネリになんないようにさ。
あ、そーだ
エミひとりでしたかったら
使っていいよ
エミの引き出しに入れとくか?
ローターも一緒に」


「……」


絶句するエミが
たまんねぇ(笑)


「あはは・・・
ジョーダンだよ

あ、でもな
ま、そんなことも
あるかもしんねーから・・・」

俺は
バイブの包装をといて

「ここ入れとくから」

と、ローターとバイブを
俺の引き出しにしまった

ちょっと見たいけどな
エミのオナ

酔ったら
スゴそうじゃん?


あ、ローションは
枕もとの
引き出しにしまったよ

なんとなくね

使いそうだったから

アナルとか
思い出しちゃったから



嫌いじゃないんで、俺。





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