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捨て犬

第10章 したいよ・・・エミ

女の口元に
食べ物を運ぶなんて
今までやったことなかったのに


俺は何をやってんだ?


信じらんねーよ、自分でも。



飲み物まで
口移ししてやる始末

ある程度
病気だな(苦笑)


「んっ!」


「ん?どした?」


「・・お酒」


ちょっと酔ってきた俺は
自分のサワーを口に含んで
エミに口移ししてしまったらしい



「あ~悪ぃ悪ぃ
けどうまかったろ?
味なんてほぼほぼジュースだから」


調子に乗って
俺はまた
サワーをエミに
口移ししたり・・キス・・したり。


そんなことやってたら
最初は戸惑ってたのに
俺がサワーを口に含むと
エミは
俺の方に顔を向けて
アゴをあげるようになった


少しずつ
サワーを流し込み
それをエミが喉を通すと
俺は
舌を舐め回したり
首を舐めたり・・・


やばい


最高に気持ちいい


エミは
ちょっと酔ってきたのか
俺にもたれて
体重を預けた


あぁ…したい…

めっちゃしたい

押し倒したい


しちゃダメな所だと
したくなるって
なんなんだろ…



「エミ

もっとキスしたい」




「ん…」



ちょっと
エミの甘い声に
余計したくなる



エミの舌先を
舐め攻めて
胸をまさぐる

エミが
息苦しそうにしてても
キスをやめないまま
上あごを舐めると
エミが声をあげて
俺の腕を強く掴んだ


「んんっ…っふっ…」




「エミ…帰ろっか

帰って…しよ?」




「…ん…」



うつろなエミの
髪に頬をすりよせ
俺は深呼吸をして



俺を



いや



俺のモノを

落ち着かせた










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