ディアブロ☆~共同生活約150日~
第18章 気持ち
テレビ局へ行った日の夜。
夕食を済ませた私は自室へ戻った。
水輝くん、純くんはまだ帰っていない。
寮にいるメンバーはそれぞれ
お風呂に入ったり自由に過ごしていた。
―~~~♪
(奏太くん?)
部屋で雑誌を読んでいると
ベッドに転がしたケータイが鳴った。
メールの送り主は奏太くんだった。
「陽菜ちゃん、起きてる?
まだ起きてたら台本読み
手伝ってほしいんだ。」
ボーっと過ごしていた私は
奏太くんにOKのメールを送った。
「今から陽菜ちゃんの部屋
行っても大丈夫?」
『大丈夫ですよ。』
そう返事をしたら間もなく
ノックの音がした。