ディアブロ☆~共同生活約150日~
第1章 美味しい!?アルバイト
(今日はこのパンティーにしよう!
私服でいいって言ってたけど…。
私フォーマルな私服なんて
持ってないし…。
デニム以外っていったら
ミニスカートしかないや…。)
面接当日。
私は面接合格祈願のため
勝負パンツのピンクの
Tバッグを身につけた。
デニム以外の私服は
ミニスカートしかないので
仕方なく清潔に見えそうな
白のミニワンピを着て
面接へと向かった。
電車を乗り継ぎ
向かった先は
カワモトプロダクション本社。
(すごい立派な会社だなあ…。
25階…だったよね。)
私は1階の受付に
面接を受けにきたと話し
指定された25階へ向かった。
―チンッ。
エレベーターを降りると
面接者控え室
と書かれた看板の先に
会議室があった。
(え…こんなにいるの?)
会議室の扉を開けると
入学試験かと思える
50人くらいの女の子が
集まっていた。
(ゲゲッ…みんなちゃんとした
格好してるよ…。
髪の毛も黒髪できちっと
まとめてるし。
こりゃ怪しいとかの前に
受かりそうに無いな。)
そう思いながら私は
席についた。
席には番号が書いてあり
履歴書のような用紙が
置いてあったので
私は上から順に書き込んだ。
用紙の内容は至って普通の
質問ばかりだった。