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ディアブロ☆~共同生活約150日~

第10章 休暇




「陽菜、久々に家帰るんだろ?

ちゃんと飯食えよ。

風邪引かないように。」



『わかってます。

私はいつも通りなので

大丈夫です。』









明日から5人全員が

3日間、バリにロケへ

行くことになっていた。





誰もいない寮でやることの無い私は

バイトを始めてから

最初の休暇をもらえることになった。



みんなが出発する前夜、

私は逞くんと純くんと

夕食を食べていた。







「暇だからって夜更かしするなよ。

早寝早起きしないと

具合悪くなるからな。」



『わかってますよ。

もう子供じゃないんですから。』



「逞くんは心配性なんだからー。

陽菜ちゃんが可愛いのは

わかるけど、心配しすぎ!」



「心配してる訳じゃねぇよ!

陽菜が体調崩したら

俺たちが困るんだからな。」



「はいはい。

逞くんって本当わかりやすい。」



「何がだよ!」



「なんでもなーい。」



「純!お前なぁ…」



『まぁまぁ、落ち着いて。

早くごはん食べなきゃ

冷めちゃいますよ。』








そんな会話をしながら

翌日に備えて2人は

早々に部屋に戻った。





夕食を済ませて帰って来た

奏太くん、水輝くん、琉斗くんも

そのまま部屋に戻って行った。







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