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A family is the best

第6章 真実

智side


和に全部話したあと、和をもう一度抱き締めた。

すぐに和は、おいらの肩に顔を埋める。

しばらくして、

和が顔をあげた。

和「俺……俺……」

なにか言いかけてるけど、言えないみたい。

1回和をおいらから離す。

そして、前に潤にやったように頬を両手で包み込んだ。

智「かず?どうしたの?言ってごらん。」

和に向かって、ほほえみかける。

でも、まだ目が泳いでる。

そのとき、

?「どうしたの?」

って声がした。

その声の方を見ると、そこにいたのは2階で漫画を読んでいたはずの雅だった。

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