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バカじゃないの!?

第11章 眠れる森の美女




劇が終わり

私は生徒会の仕事で
生徒会室まで聖夜と一緒に来た



この後みんなで写真を撮るから
2人ともさっきの衣装のまま






「この格好でここまで来るの恥ずかしかった…」





「似合ってる」





聖夜は私の顔を
まっすぐ見て言った





「聖夜も本当の王子…」



王子様みたいなんて




言えないなー




「何?」




「なんもなーい」




私は外を見ようと
窓の方に行こうとしたとき
テーブルに積んであった本に
あたりバサバサと落ちてしまった




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