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バカじゃないの!?

第2章 本性



北条聖夜の声に
目を開けると


北条聖夜は最初に見た
仕事内容が書いた紙の
裏を見ていた


「なんか書いてるの?」



「入口に積んである本を図書室に持って行ってくれ。だって」



入口を見ると
文庫サイズの本が
紐で束ねられていた



…まだあったの


しかも結構な量




「持って行こうか」


と言って本の方に行く
北条聖夜に続いた


束ねられた本を持ち上げると
緩かったのか紐がほどけ
本が床に散らばった




「大丈夫!?」



すぐに本を拾い集める
北条聖夜も一緒に拾ってくれる


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