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バカじゃないの!?

第2章 本性



その時
私の手と北条聖夜の
手が重なった


「あ、ごめん」


そう言って
手をどけようとした時
北条聖夜が私の手をつかみ
顔を近づけてきた


私は固まって動けなくなる



チュッ









「な、なにすんのよ!」


私は北条聖夜の頬を
バシコーンと平手打ちした




「…痛ってぇな!」



その声は
さっきとのトーンと
全然違った



やっぱりこいつ二重人格!




「あんたがキスなんかするからでしょ!!この二重人格っ!」




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