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バカじゃないの!?

第2章 本性



「ふっ、俺にキスされて嬉しいくせに」




「はぁ~?あんた頭おかしいんじゃないの!?私はあんたなんか興味ないんだから!」




「俺にキスされて嬉しくないとかお前の方が頭おかしいんじゃねぇの!」




なんだこの自意識過剰男!



「私をその辺の女と一緒にすんな!」




私がそう叫んだ時
生徒会室のドアが開いた





「何騒いでんだお前ら」


吉村先生だ



「…あ、ちょっと虫がいて…びっくりしたんです」



そう言って私はニコッと笑った



「虫?…まぁ、どうでもいいけどその本頼んだぞ」



そう言って
吉村先生は出て行った



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