バカじゃないの!?
第1章 生徒会
…最悪。
黒板を見ると
すでに書記に決まったと
思われる男子が
今の先生の言葉を聞き
生徒会の字の下に
私の名前を書く
それを見たとき
生徒会の下にすでに
書かれた名前に気づいた
‘五十嵐’
と
‘北条’
…喜びたいけど
素直に喜べない
まぁ…いっか!
私の愛しの五十嵐くんと
なれただけで充分だ!
「3人出たから、これで生徒会は決まりだな」
と吉村先生の言葉に
北条ファンの女子の
惜しむ声が聞こえる
五十嵐くんがいなきゃ
変わってあげたけどねっ
「さっそく生徒会は放課後仕事あるから、時間は後で連絡する」
五十嵐くんと喋れんじゃん!
いえ~い