禁断の甘い果実
第2章 *嵐の夜*
それからリビングを出てドアを閉めた途端に、
優希が俺に激しいキスをして来た////
ドア一枚の向こうにお袋達が居るのにww
だけどその事が余計俺を興奮させた。
「……桐生もう我慢出来ない……」
「……ん、ああん優希俺も♡……」
「……桐生……
もう兄ちゃんの部屋行こ♡」
「……うん♡優希♡……」
そして優希の部屋に入るなり灯りも着けずに、
また激しくキスをされた♡
……クチュクチュクチュクチュ……
「……は、あん……優希♡」
「……桐生♡……声我慢な♡」
「……うん♡……
ねえ優希激しくシテ♡」
「……ああ桐生♡……」
……こうしてまた俺達は……
獣のように朝方まで愛し合った……
お袋達に見つかるかも知れない……
と言うスリルが余計俺達を興奮させて居た。
そして朝まで優希と愛し合って、
何食わぬ顔で自分の部屋に戻った。
……俺達の禁忌は……
それからもお袋達の目を盗んでは、
夜毎繰り返された……
……俺は愛する優希にいつも抱かれて……
気が狂う程幸せに満ち足りて居た……
……優希との背徳の禁忌は……
俺が大学2年になるまで続いたんだ……
……いや俺は……
ずっと続くと思って居たんだ……
……そう……
優希が俺をあんな形で裏切るまでは……