禁断の甘い果実
第2章 *嵐の夜*
俺達はいつもの寿司屋に出前を頼んだ。
30分程で寿司が届いた♪
「……美味そー♪……」
「……頂きまあす♪……」
「めっちゃ美味いな、桐生♪」
「……うん♪……美味いね♪」
「ほんとね♪相変わらずいつ食べても、
美味しいわね♪」
「……ああ、そうだな!……
たまには寿司もいいな♪」
「……うん♪……」
すると優希が清水の叔父さんの、
話しをしだした。
「……そうそう!……昨日桐生とさ、
夕飯めっちゃ久しぶりに、
清水の定食屋に食べに行ったよ!
なあ、桐生♪」
「……うん!……
叔父さん達元気だったよ。
お袋達によろしくって♪皆でまた、
食べに来てって♪」
「……あらまあ!……随分と、
懐かしいとこに行ったのね♪」
「それで叔父さんからめっちゃ、
高そうな肉貰っちゃったんだww」
「……あらまあ、そうなのww……
大変だわ、お礼の電話しなきゃww」
「お前今定食屋忙しい時間だから、
明日昼間にしなww」
「……そうねえ……そうするわ。」
「……それがいいよ♪……」
優希が冷蔵庫を開けて肉を出して、
お袋達に見せて居た。笑笑
「……ホラ!……見てよ!
こんな高そうな肉♪」
「……あらまあ!大変!……
そうだわ♪貴方♪
来週辺り食べに行かない?」
「……ああそうだな♪……
久しぶりに顔見たいな♪」
「……わぁーい!やったあ!……」
「あらあら!桐生ったら大喜びね♪」
「桐生はまた唐揚げ食べれるからだよな♪」
「そうね!大好きだったわね!」
「兄貴もそうじゃん。笑笑」
「だって叔父さんの唐揚げは、
天下一品だよ!」
「……うん!……」
「……あらあら♪……大人気ね♪」
「……はあー!……
お腹いっぱい♪ご馳走様♪」
「……俺もご馳走様!……」
「そろそろ寝るねー。おやすみ♪」
「……俺も寝る♪……おやすみ♪」
「はいはい♪おやすみー♪」
こうして久々の賑やかな夕飯は、
過ぎて行った。