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花音学園水泳部

第10章 ~夏海の危機~

-夏海視点-

「好文君…。」

そうだよね…。

好文君からしたら、あのブレスレットが僕からの初めてのプレゼントだもんね…。

「なっちゃん、大丈夫か?」

「元気ないよ?」

照明君と光輝君の方を見ると、2人は心配そうにしながら僕を見ていた。

「うん、大丈夫だよ
早く着替えて戻ろう」

僕達は、着替え終わって旅館に戻った。

波風先生への報告は、僕1人で行った。

◇射手座旅館4階・404号室◇

部屋に戻り、荷物を床に置いた。

「好文君」

僕は、ベッドに座って項垂れている好文君に話しかける。


「夏海さん、さっきは本当にすみませんでした…。」

「別に良いよ、僕の方こそゴメンね
好文君のブレスレットに対する気持ちを考えないで、無責任なこと言って」

お互いに謝ったあと、僕と好文君は照明君と光輝君を誘って温泉に入った。

好文君も、少しだけど元気になってて良かった。

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