テキストサイズ

上エッチ新幹線

第11章 片桐浩介の事情①

「やっぱり夜は景色見えないですねぇ」

通路側に座る菜々子が外を見ようと
身体ごと窓側に座る俺の方へ向ける。

否応なしに胸の谷間が目に飛び込む。

「席代わろうか?」
「平気です。だって見えないもん」

今の動作でバスローブの袂が緩んでしまい
ブラを着けていないことが分かった。

「浩介くんてぇ、私の好きな人に似てるぅ」
「へぇ。どこが?」

この酔っ払いが。

「冷たいとことかぁ……あぁッ!でもねッ
エッチの時はメッチャ優しいのぉッ」
「ノロケかよ」

俺もそれ、よく言われるけど。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ