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上エッチ新幹線

第11章 片桐浩介の事情①

「じゃ、お隣さんに座っちゃおッ」

風俗嬢は何の断りもなく
俺の隣である通路側の座席に
腰を降ろした。

「これで気にならないでしょ?浩介くんッ」
「気安く下の名前で呼ぶな」
「私は菜々子。菜々子でも菜々ちゃんでも
好きなように呼んでねッ」

人の話を聞いているのか。

こいつ……完全に酔っているな。

だが、酔った顔は可愛い。

普段も可愛いだろうし
スタイルも良さそうだし
相当モテるだろう。

さすが高い金を払うだけのことはある。

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