テキストサイズ

上エッチ新幹線

第17章 財前朋美の事情③

「今後は浩平さんの預金に手を付けません」

慎之助の最終日の料金は
既に支払い済み。

それに来月になれば
客としてではなく
恋人同士として慎之助に会える。

「当然だ。次は無いからな」
「ぃやぁんッ……そこッ……ダメェッ」
「成美は可愛いなぁ……今日は泊まって
いきなさい」
「ぁあんッ……ずっとエッチなこと
してくれるのぉ?」
「朝までずっとだ」

二人の世界になったことを確認すると
寝室を出てシャワーを浴びる。

私が乗車していたはずの上越新幹線が
東京駅に到着する時間に合わせ
家を出た。

慎之助に会いたい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ