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上エッチ新幹線

第2章 浜崎健太の事情①

目を反らせなかった。

この顔にしてこの身体。

世の女性は卑怯だと
嫉妬し羨むだろう。

生涯これ以上の女とは
巡り会えないだろう。

その椎名理佳が俺を好きだと言っている。

俺は椎名理佳と
釣り合いが取れるだろうか。

馬鹿な……

俺には菜々子が……

恐る恐る菜々子の方へ
振り向こうとすると……

「あっちを見ないで!お願いだから!」

椎名理佳は泣きながら
俺に抱き付いてきた。

俺はそんな椎名理佳の
腰に手を回し抱き寄せてしまった。

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