テキストサイズ

上エッチ新幹線

第22章 財前浩平の事情②

『なんて呼べばいい?』
『何でもいいよ。俺は朋美って呼ぶけど』
『じゃ、こーちゃんにしよっかな』

こんなやり取りだった。

俺を「こーちゃん」と最初に呼んだのは
朋美である。

それが妙に照れ臭かったが
朋美との距離が急激に縮まったようで
嬉しかったことを覚えている。

「付き合ったその日にエッチしちゃって
軽い女だって思った?」

朋美とのセックスも
距離が縮まった理由のひとつ。

「思ったよ。だってセックスしたそうな
顔してたもんな」

冗談半分本気半分。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ