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上エッチ新幹線

第25章 仲谷慎之助の事情⑦

翌日から早速仕事に戻る。

既に今日は三人の女を
心ここに有らず状態で相手にした。

頭の中は菜々子のことでいっぱいだった。

本日最後のお相手は……

リストを見て一瞬息を飲んだ。

【城之内麻琴20歳】

「嘘だろ……」

思わず口にする。

「嘘じゃないよ」

座席で待っていた俺の前に現れたのは
9年振りに会う麻琴だった。

「麻琴……」
「慎ちゃん。久し振りだね」

幼馴染みであり……

初めてプロポーズされた女の子。

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