上エッチ新幹線
第3章 試験官とリベンジ!?
「そうですか。ちなみにですが
このガラス板は防音です。もう一度
お伺いします。男性の経験人数は?」
『健太には聞こえないから正直に答えろ』
仲谷はそう言いたげだった。
「……プライバシーの侵害です。それに
仲谷さんには関係のないことです」
勇気を出して反論した。
そもそもなぜ答えなくてはならないのか。
私を襲った公夫に似たこの男に。
「関係なくはありません。菜々子さんのことが
好きですから」
「……はい?」
今なんて言った?
「菜々子が好きだから」
仲谷は眼鏡を外すと顔を赤らめ微笑んだ。
このガラス板は防音です。もう一度
お伺いします。男性の経験人数は?」
『健太には聞こえないから正直に答えろ』
仲谷はそう言いたげだった。
「……プライバシーの侵害です。それに
仲谷さんには関係のないことです」
勇気を出して反論した。
そもそもなぜ答えなくてはならないのか。
私を襲った公夫に似たこの男に。
「関係なくはありません。菜々子さんのことが
好きですから」
「……はい?」
今なんて言った?
「菜々子が好きだから」
仲谷は眼鏡を外すと顔を赤らめ微笑んだ。