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上エッチ新幹線

第3章 試験官とリベンジ!?

つい先程までの仲谷と
同一人物かと疑ってしまうほど
穏やかな笑みを浮かべている。

正面に座っていた仲谷が
私の隣である窓側の席に腰を降ろした。

「菜々子に一目惚れした」

細い目で見つめられるが
先程のような冷酷さは感じない。

「私には……」

だからといって言い寄られても
私には健太という恋人がいる。

健太も椎名理佳に
こんな風に言い寄られているのか。

健太の方に振り返ろうとすると
仲谷が私の両手を掴み
自分の首に回すと唇を重ねた。

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