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上エッチ新幹線

第26章 城之内麻琴の事情①

コンプレックスの胸を隠しながら
昔の辛い思い出に浸り泣いていた。

「麻琴……どうした?」
「ぅぅん……なんでもないの……」

慎ちゃんは私の胸を何度も見る。

恥ずかしくてたまらなかった。

だからこそ余計に隠してしまう。

バスローブを初めて着た私は
サイズのことなど頭に無かった。

慎ちゃんに抱かれたい。

でも胸は見せたくない。

こんなにみっともない胸を
見られてしまったら
絶対に嫌われてしまう。

「申し訳ないけど……麻琴は抱けない」

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