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上エッチ新幹線

第26章 城之内麻琴の事情①

この気持ち悪いくらい大きな胸を恨む。

慎ちゃんが私を抱けないのは
間違いなくこの胸のせいだ。

「慎ちゃん……ごめんね……」

こんな胸を持って生まれた私が悪い。

「どうして麻琴が謝る?悪いのは俺だろ。
小さい頃から知ってる麻琴を抱くなんて
俺には……」

慎ちゃんは上手い言い訳で私を気遣う。

「慎ちゃん優しいね。ありがとう」
「何言ってんだ?意味が分からん」

これ以上胸を見られたくはなく
慎ちゃんに背を向けた。

「気を遣わせちゃってごめんね」
「だから何が?」

言わせるの?私に……

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