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上エッチ新幹線

第31章 城之内麻琴の事情③

「分かってもらえれば結構ですから。
頭を上げてください」
「いやいやいやいや……なんたる失態!
お恥ずかしい!」
「怒っていませんから」

呆れてはいるけど。

「慎之助さんの幼馴染み様に申し訳ない!」
「ですから大丈夫で……ハッ……ハッ……
ハクション!」

そうだった……全身ずぶ濡れ状態だった。

気が張っていて寒さに気付かなかった。

「これに着替えて」

翼はハンガーからバスローブを外し
私に渡した。

「ありがとうございます」

前回の時よりサイズが大きいバスローブだが
着替えてみるとやはり
胸の辺りがとても窮屈。

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