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上エッチ新幹線

第31章 城之内麻琴の事情③

「翼さん。お金返すので慎ちゃんに
渡しといてもらえますか?」

私の身勝手な想いで
慎ちゃんを困らせるわけにはいかない。

それに翼が相手なら……

「ダメ」
「え?でも……私は翼さんに……」

抱かれてもいいと思い始めた。

「翼さんとか敬語とかやめろよ。
俺らタメなんだからさ。ね?麻琴ちゃん」

ダメって……そっち?

お金の件は後で話そう。

「翼……くん」
「なぁに?麻琴ちゃん」

決めた。

慎ちゃんのことは忘れる。

それに今は翼に抱かれたい。

「抱いて……ほしい……」

慎ちゃんから卒業しなきゃ。

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