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上エッチ新幹線

第34章 伊原壮介の事情①

「伊原と健太って中学の時からの
親友だよね。健太ってどんなだった?」
「硬派というか女に興味なかったな」

葉山と出逢ってから
健太が変わったことを印象付ける。

「そんな健太が私に一目惚れか。
お互いにだけどね」

その言葉を健太に聞かせてやりたい。

というか健太から預かった
ボイスレコーダーに録音中。

葉山の声を聞きたいという
健太の要望もあったが
俺を信用していないという
理由もあるのだろう。

健太との付き合いは10年近い。

その程度の考えはお見通しだ。

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