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上エッチ新幹線

第34章 伊原壮介の事情①

「壮介のボイスレコーダーでしょ?」
「あぁ……」

話の流れで嘘を付きざる得ない。

「だったら……」
「な……何だよ……」

胸の鼓動が急激に速まる。

「壮介と私のエッチを録音しよ」
「なッ……何馬鹿げたことを……」

葉山は立ち上がるとバスローブを脱いだ。

かつて俺が想像していた身体
そのものだった。

「言ったでしょ?壮介に下着を盗まれて
本望だって……私の気持ち察してよ」

葉山は俺からボイスレコーダーを
取り上げると電源を入れた。

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