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上エッチ新幹線

第4章 浜崎健太の事情②

「菜々子と一緒じゃなきゃ俺は降りない!」

たとえ仲谷に操られているにしても
菜々子のことだって許しはしない。

俺の目の前で堂々と
セックスするなんて。

一緒に下車して近くのラブホ……
ビジネスホテルだっていい。

身体で分からせてやる。

「分からず屋さんね」

理佳は携帯電話を手に取ると
相手に「お願いします」とだけ伝えた。

そして一分足らずで
強面でガタイのいい男が現れた。

「次の駅で放り出してください」

その男は裸の俺を軽く掲げた。

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