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上エッチ新幹線

第39章 桐生彩乃の事情①

慎之助に何度も想いを打ち明けようとした。

でも昔の私がそれを許さなかった。

〝男は全て私の身体目的であり
 いずれ捨てられる〝

トラウマになっていた。

だから慎之助と親友になることを選んだ。

親友だったら別れは無い。

親友だったら捨てられない。

慎之助と居続けることが出来る。

それに慎之助は飲んでいる席で
こんなことを言っていた。

『結婚するまで特定の女は作らない。
それまで女遊びたいし』

親友になる私には好都合だった。

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