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上エッチ新幹線

第39章 桐生彩乃の事情①

硬派でイケメンの慎之助は
ホステスたちの標的になった。

何かと理由を付けては
慎之助に抱いてもらっていた。

それをしなかったのは私と
ナンバーワンホステスの真知子さんだけ。

慎之助に同情していた私は
見掛ける度に声を掛けていた。

『大丈夫?疲れてない?』
『平気平気。俺、セックス好きだから
全然苦じゃないよ』

本気とも冗談とも取れる受け答えで
つい笑ってしまった。

それ以来、慎之助との距離が縮まり
慎之助に会う度に惹かれていく
自分に気付いた。

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