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上エッチ新幹線

第40章 仲谷慎之助の事情⑩

まるで示し合わせたかのように
彩乃がバスローブを脱ぐ仕草と
俺が服を脱ごうとする仕草は同時だった。

目が合って互いに吹いてしまった。

俺たちは知らず知らずのうちに
意思の疎通が出来ていた。

「へぇ。慎之助ってボクサーパンツなんだ」
「不満かよ」
「実は好きだったりする」

これから始まるというのに
二人の間には緊張感が無く
自然な会話が続く。

ビキニの紐に手を掛けた彩乃の手を
やんわりと払い除けた。

「俺が脱がしたい」
「やれるもんならやってみッ」

彩乃の背中に手を回し紐をほどく。

先程脳裏に焼き付いた
ピンク色の乳輪をした
大きな乳房が露になった。

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