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上エッチ新幹線

第41章 桐生彩乃の事情②

「ゃだ……ゃだよ慎之助……終わらせなく
ないよぉ……」

慎之助に必死にしがみつく。

「……俺も」

慎之助はボソッと口にすると
私の身体が折れそうなくらい
強い力で抱き寄せた。

「慎之助……」

慎之助も私と同じ想い。

「……合否なんだけどさ」

……そうだった。

私は仮にも試される身だった。

「……ぅん」
「不合格」
「……ぅん」
「俺の都合で」

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