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上エッチ新幹線

第47章 仲谷慎之助の事情⑬

「彩乃……俺にはおまえしか居ない」

振り向いた彩乃は泣いていた。

「慎之助……正面から愛して……」

俺たちはベッドの上で向き合うように座った。

「写真はいいのか?見られちまうぞ」

彩乃は家族写真に視線を移す。

「慎之助と私が愛し合っている姿だもん。
見られてもいい」

真正面に座る俺に唇を重ねると舌を絡ませ
その舌を胸元や腹に下降させながら
俺のモノを掌で包み込むように握った。

「うぅッ……」

彩乃の覚悟を感じ取った。

ここからは俺たちの儀式。

後戻りはしない。

この愛を貫く。

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