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上エッチ新幹線

第47章 仲谷慎之助の事情⑬

「ぁふッ……ぁふッ……慎之助ッ……」
「うぅッ……彩乃ッ……」

互いに見つめ合いながら
互いの性器を弄ぶ。

我慢しきれずどちらともなく唇を重ねる。

そこに駆け引きや激しさは微塵もなく
互いを思いやるような繊細な愛しかただった。

目の前にいる彩乃を愛したい。

それだけだった。

「ぁふぅんッ……慎之助ぇッ……慎之助ぇッ」
「ハァッ……ハァッ……彩乃ぉッ」

俺たちは何度も何度も互いの名を呼び続けた。

『好き』や『愛している』などでは
足りない想い。

強いて言葉にするなら……

尊いのだ。

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