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上エッチ新幹線

第1章 出向!?

お互いスーツに着替え
健太のアパートを出ると
手を繋ぎ駅まで歩いた。

「職場まで手を繋いでいくのは
さすがにまずいよな」
「じゃ、どこまで繋いでいく?」

健太と私は同じ会社に就職した。

高校は一緒だったが大学は別々。

半同棲はしていたものの
健太と過ごせなかった日中の四年間は
辛く寂しく気が狂いそうだった。

嫉妬深い健太も私と同じ想いだった。

そしてどちらともなく
当然の如く
私と健太は同じ就職先を選んだ。

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