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上エッチ新幹線

第49章 桐生彩乃の事情⑤

「ぁあんッ……慎之助ぇッ……イクゥ……」
「ハァッ……ハァッ……おッ……俺もッ……」

これまでの二人の間に
何も無かった時間を取り戻すかのように
慎之助と私は何度も何度も結ばれた。

写真の中から家族が見ている中
何度も何度も愛し合った。

これがゴールではない。

身内を説得しなければならない。

最悪の場合……

家族を捨てる覚悟もある。

慎之助を失いたくない。

その一心だった。

「イッ……イクゥ……イッちゃうぅッ……」

慎之助と離れたくない。

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