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天気予報の恋人

第1章 chapter 1


「大丈夫だから安心していいよ。…おやすみ」

まるで幼児をあやすかのように、頭を撫でる。

かずは

もう一度俺を見つめると

どこにも行かない事を安心したかのように

ゆっくりと目を閉じた


本当は眠かったんだろう

かずはすぐに、寝息を立て始めた






かず…


まだ、今は何も出来ない子供だけど

大人になっても

必ず

俺が守るからね

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