無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「かず…力抜ける…？」
背中を撫でながら、耳許で囁くけど

「分かんな…っ」
首を振って指を押し出そうと中が蠢く

「俺に合わせて、息吐いて…？」
ふぅー、と大袈裟に吐いて見せて、かずに真似るように促した

「…ふぅ、…ん」
一生懸命真似て、息を吐こうとするけど
なかなか上手くいかない

それならばと、俺は萎えたかずが自身を握って
ゆるゆると扱き出した

「んあ…っ」
途端に力が抜ける

その隙に、入口付近で止まってた指を一気に奥まで差し入れた

「んん…っああ！」

「…痛い？」

「痛…くないけ、ど…キツイ」

前を扱きながら挿れた指を少し動かすと
かずが唇を噛み締めて耐えていた

だけど
中の指が引っ掛かった場所に当たった途端

「あああっ！や…っなに？！」
かずの体が大きく跳ねた

…ここか

見つけ出した、かずの…と言うか男でも最高に感じると聞くその場所

狙ってそこを擦る度に
かずは激しく首を振って、高い声を上げ続けた