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空に見ている

第1章 そ


「男子って…不便だよね…学ラン…」



「だよね〜」



思った事を口にすれば…


友達の…思ったまんまの答えが帰ってくる…




子供だ…



まだまだ…私たちは子供で…



たまに背伸びするぐらいが丁度いい…




「帰ろっか」


「―――…うん」




教室を出る――――…



名残惜しい…



彼とは、また…明日――――…





ヒロノブ君は……


いつ帰るのかな?もう少し…



同じ空間に居たかった―――…



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