エロース …ときめき探求物語
第10章 感情入れちゃダメっ!!
『こんばんは…。』
ドアを開けた満に
富貴子は夜遅くちょっと迷惑な
訪問だったかなというようなという感じの
もう仕分けなさげな表情で
苦笑いしながら挨拶をした
『あ…いえ。それより、どうかしたんですか?こんな夜遅く…。』
『――――……………あの…。…… 。』
口ごもる富貴子のようすに
何かの事情があるのかと察した満は
『……よかったら、入りますか?お茶ぐらいしかかないけど…』
と富貴子を玄関先に招いた。
富貴子は心配そうに見つめる満に
ス―――――――――――っ……
ハ―――――――――――っ………
深呼吸をしてから
意を決して
『所長さん!!……私を抱いてください。』
そう満に思いを伝えたあと
自分から満の唇を求めてキスをした。
――――えっ?
えええ――――――――っ!!
あっ………
あああ――――……………!!
なんて情熱的で
蕩けるようなキスなんだ…………
満は
口のなかに侵入してきた
富貴子の舌の淫らな動きに
一瞬われを忘れてしまったが
…………ちょ!!ちょっと待って!!
こ、これ、こ、こ、これはどういうことだ?
嬉しいハプニングだが
どうして?
と満は唇を離して
落ち着け俺!!と自分に言い聞かせて
富貴子に尋ねた。
『ど… どうしたんですか?潮さん…』
満の問いかけに
富貴子はしばらくうつむいた
………?
肩が震えてる?
満は心配そうに富貴子の表情を
覗きこもうとしたとき…。
『アハハッ!! ごめんなさい!!ちょっとサプライズしてあげたくて… アハッ…だってさ、今朝の湿ったティッシュ見せられたら、単身赴任って大変だなぁって思っちゃいました!!』
富貴子は
つとめて元気よくそう答えたあと
『所長さん…。突然なんですが、私…急に引っ越すことが決まって、それで所長さんには、よくしていただいたから、お礼をしたかったんです。コメンナサイ、驚きましたよね……。おやすみなさ――――い!!』
そう言った
富貴子は足早に帰っていった。
ドアを開けた満に
富貴子は夜遅くちょっと迷惑な
訪問だったかなというようなという感じの
もう仕分けなさげな表情で
苦笑いしながら挨拶をした
『あ…いえ。それより、どうかしたんですか?こんな夜遅く…。』
『――――……………あの…。…… 。』
口ごもる富貴子のようすに
何かの事情があるのかと察した満は
『……よかったら、入りますか?お茶ぐらいしかかないけど…』
と富貴子を玄関先に招いた。
富貴子は心配そうに見つめる満に
ス―――――――――――っ……
ハ―――――――――――っ………
深呼吸をしてから
意を決して
『所長さん!!……私を抱いてください。』
そう満に思いを伝えたあと
自分から満の唇を求めてキスをした。
――――えっ?
えええ――――――――っ!!
あっ………
あああ――――……………!!
なんて情熱的で
蕩けるようなキスなんだ…………
満は
口のなかに侵入してきた
富貴子の舌の淫らな動きに
一瞬われを忘れてしまったが
…………ちょ!!ちょっと待って!!
こ、これ、こ、こ、これはどういうことだ?
嬉しいハプニングだが
どうして?
と満は唇を離して
落ち着け俺!!と自分に言い聞かせて
富貴子に尋ねた。
『ど… どうしたんですか?潮さん…』
満の問いかけに
富貴子はしばらくうつむいた
………?
肩が震えてる?
満は心配そうに富貴子の表情を
覗きこもうとしたとき…。
『アハハッ!! ごめんなさい!!ちょっとサプライズしてあげたくて… アハッ…だってさ、今朝の湿ったティッシュ見せられたら、単身赴任って大変だなぁって思っちゃいました!!』
富貴子は
つとめて元気よくそう答えたあと
『所長さん…。突然なんですが、私…急に引っ越すことが決まって、それで所長さんには、よくしていただいたから、お礼をしたかったんです。コメンナサイ、驚きましたよね……。おやすみなさ――――い!!』
そう言った
富貴子は足早に帰っていった。