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エロース …ときめき探求物語

第10章 感情入れちゃダメっ!!

―――なんだ?
なんだったんだ?

なんなんだ?
潮さんのあの行動は?

………俺を身体の寂しさから求めてきた?

………しかしエロい舌使いだったよなぁ

あ……
思いだして
オナろうかな……グフフッ………。

欲求不満の子持ち主婦の
濃厚ディープキス…

よし…!!
満はティシュBOXをもち
いつもオナニーをするベッドサイドで
オナニー態勢にはいった

と!!
その時
紫色の煙のなかから
欲情の神パトスが登場して

『ったく…。お前がしなくちゃいけないのはそれか?このオナニー侍め…………。』
と満に意見をし始めた。


『なんだ、クロか……。』

『クロじゃねえ、せめてクロちゃんと言え!!…ってかクロちゃんじゃねえよ!!俺は…』

『欲情の神パトスだろ? で何?』
と満はパトスに
面倒くさげに話しかけた。



富貴子の行動にたいして
シャッターをおろさないで
あのキスのあとなんでそのまま富貴子を
抱いてやらなかったのかと
パトスは満を責めた。

『あのさ…俺は、そうだ!!クロとはじめて遭遇したあの夜、会社の美空を抱いてたろ?あのあと
俺どんだけびびったか分かるか?部下の彼女食べちゃったんだぜ!!あれから俺は誓ったの。会社関係の女とは関係しないってね。』

『ふーん。秘書の桃香には毎回毎回、目をおおいたくなるくらいのエロ視線おくって、エロ妄想してるのに、よくそんなこと言えるなお前…。』
と口論に
なりそうな勢い…。



『要はなぁ満。俺の言いたいのはさ…。あのキスをされたとき、お前はムラムラとした。なのに、なんで心の向くまま動かなかったのか?それが残念だと言ってんだよっ!!このチキンめが…』

満はムッとしてパトスを睨む。

『時に人間は、心の赴くままに動いてみて、初めて分かることがあるんだぜ!!初めて自分と他人の幸せを認識することあるんだぜ!!そうすりゃ… …多分、咲への自分の気持ちも見えてくんじゃないのかな』
とパトスは
満に伝えて
『まあ、ご勝手に――――――』
と吐き捨てて
紫の煙と一緒に
姿を満の前からけした。

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