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『では、うつ伏せから始めますね』

咲は施術着に着替えた巧に
そう伝えてから
うつ伏せに寝た巧の頭側から
首筋と肩甲骨まわりへマッサージを開始した

すると!!
……サワサワっ
……ナデナデ……。

華奢な咲の小ぶりで引き締まったヒップに
微妙な刺激が……

『あっ…。相武さん、ダメてすよそれ。』
と咲は巧に注意をして
優しく巧みの手を振り払った

しかし
しばらく施術が続くと
再び
……サワサワ……ナデナデ………。
巧がまた咲のお尻をなではじめた。

咲は
いったん施術を中断して
巧に
『あの～　……相武さん。そういうのはダメですよ』
と諭したが

巧は
『あ……。ダメか？年よりのささやかな楽しみなんだけどなぁ…。　……はぁ………。』
とため息をついて
おとなしく
今度は咲からのマッサージを受けはじめた。