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エロース …ときめき探求物語

第4章 トキメキはピーンと硬くなった乳首から

太が
淫らな想いを膨らませているとき
施術中の咲にも
今までにない
身体の芯から溢れ出すような
初めてのウズウズした感覚を感じていた。

明らかに故意に
太はヒップを撫でている…
はじめの頃のような
遠慮がちで繊細な撫でかたではない…。
ときに
咲のヒップを精一杯に鷲掴みすべく
上体をそらしているのだ…。


やん!!
私…触られてる!!
あからさまに触られてるっ!!

そんな動揺をかんじる咲が
視線を少し太に落とすと
そこには
太が目一杯肥満体な身体を
汗をだらだら垂らして
咲のヒップをてのひらに感じたい一心で
頑張っている姿がうつった…。

―――キュイ―――――――ン――……!!

えっ?

か…可愛い!!

えっ?
今、私…
心のなかで
懸命に上体をそらして
私のヒップを触るためにジタバタしてる
寺門さんに
キュイ―――――――ンってトキメイタの?

気がつけば
胸元の☆シールが
眩いばかりに光を放ってる!!

―――『咲ちゃん。心のままに!!先入観なんて捨ててごらん!!』
……と、エロースが
咲の心に訴えかける。


や――――――ん…。ダメぇ!!
寺門さんの一生懸命さが
ブサイクカワイイ!!

最近…
満のこんな私への懸命さ…
感じたことないよ…!!

私…
感じたい!!
トキメキのキュイ――――――ンが
欲しい。

咲は
紅潮した頬で
ドキドキしながら
施術を続けた。

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